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金色・銀色とGold, Silverについてですが…こりゃ恐れ入りました。
えー、色名の翻訳は大変難しいと言われて居ります。というのも、たとえば日本人が「オレンジ色」と認識する色と欧米人が「Orange」と認識する色では大変かけ離れている、とか、地中海諸国と北欧諸国で「海色」「空色」の認識が大きくかけ離れている、というような例が多く、とても難しい問題です。
ところが、国際的に流通している「金またはゴールド」、「銀またはシルバー」に関しては、数少ない一致したものであるため、これは「同一色の名前」と言わざるを得ません。このほか、国際的に定義されている原色なども同様の扱いとなります。仮にゴールド、シルバーが比喩的な意味合いで使われているものだとしても、もともとの言葉がそのまま入っているので、これは認めがたいと思います。
さて、今回の式目を見返してみると
2)但し、先に一度詠まれた色はその後使えなません。
とあります。つまり「一度詠まれた色名」ではなく「一度詠まれた色」は、その後使えないのです。従って今回は金とゴールド、銀とシルバーは「同一」にあたるため、病と判定させて頂きます。色名の違いだけであればよかったのですが…
なお、これが「ゴールド」と「黄金色」であった場合はOKです。
「黄金色」は「金」の色を指すものではなく黄色の一種で「黄金のような色」だからです。
以上の理由をもって、以下のふたつ
三十九句目「ゴールド」
三十八句目「シルバー」
は、残念ながら没とさせていただきます。お許しくださいませ。
また、本来は、物言いの決着がつくまで次の句は出せないきまりなのですが、今回は番頭の発見が遅れたということで、三十八句目「翡翠色」と三十九句目「琥珀色」を有効とし、次は四十句目からといたします。
失礼いたしました。
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